危篤の知らせを聞いてお見舞いに行く時のマナー

家族からの危篤の連絡。たとえ危ない状況だと分かってはいたとしても、動揺を隠すのは難しいかもしれません。
しかし、そんな時だからこそ、しっかりと必要なことを確認して迅速に駆けつけたいものです。

連絡をくれたのが親族の場合はもちろん、たとえ危篤の方があなたのご家族でなかった場合でも、あなたに危篤の知らせが来たということは、本人が会いたがっていた、またはご家族の方が本人が意識があるうちにひと目でも会ってほしい、最後を看取って欲しいと願っているということです。

連絡を頂いた場合は、よほどの理由が無い限りすぐに駆けつけるようにしたいものです。



危篤の連絡が来たときに確認しておくこと

連絡が来たら、まずは駆けつける場所と連絡先を確認しておきます。
駆けつける場所が病院の場合は病室番号も聞いておきます。
あまり病状などを尋ねたりして、ご家族の負担になってしまわないように配慮しましょう。

お見舞いに行くときの準備

仕事をしている場合は、上司に伝えて自分が不在中の影響を最低限におさえれるように準備します。

服装は普段着で大丈夫ですが、派手な服装は避けてなるべく地味目な服装にします。

駆けつける場所が自分の住んでいる場所から遠いところにあって、もしものときにすぐに自宅に戻れないような場合は、数日泊まれる準備と喪服の準備をしておきます。

ただし、喪服は駅のコインロッカーに入れておく、または後から来る予定の家族や友人がいる場合はその時に持ってきてもらうようにお願いするなどしておきます。
もう長くはないことは分かっていたとしても、お見舞いに来てくれた人が喪服を持っているのを見てしまったらご家族は悲しいものです。
ただでさえ、ご家族は心穏やかではない状況なので最大限の配慮をできるように心がけたいです。

最後に、早く会いに行こうという気持ちは大事ですが、交通事故には十分に気をつけて駆けつけるようにしましょう。

訃報を聞いたとき